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わさわさ世界の年表です


彼らの住む世界は、私達の住む世界とは全く異なった歴史を辿っているみたいですよ。





1867年

極東の小国にて、欧米列強の脅威に抗するために倒幕派大名と将軍家が大同団結し、大政奉還が成立した。

その際、元枢府を設置した煌武院(こうぶいん)斑鳩(いかるが)斉御司(さいおんじ)九條(くじょう)巽(たつみ)の五大武家を五摂家と称する。

後の-大日本皇国-誕生の瞬間である。


1905年

オーシア(地域名)戦争が勃発。ベルカ公国軍が人類初の航空機を兵器として導入。ベルカ空軍が誕生する。


1910年

オーシア戦争終結。空軍特務大臣のフランクリン・ゲルニッツによりベルカ空軍増強。


1939年

第二次世界大戦勃発。


1944年

大東亜戦争終結。敗戦だが無条件降伏は回避される。原爆も投下されず。


1954年

7月1日

日本皇国軍内に皇国を守る為の自衛隊なる部隊が設立される。その後、皇国軍は解体された。

解体された軍は五摂家の元へ返還され、それぞれ私設軍として運用される。


1958年

アメリカが火星に探査衛星ヴァイキング一号を送り込む。


1959年

ベルカ公国に対抗すべくアメリカを主とした列強国(日本は含まないが、自衛隊の支援はあった模様)がオーシア連邦を樹立。

上記に対し危機感を覚えたベルカは周辺各国を半ば強制的に巻き込みベルカ連邦を樹立させた。


1960年代

ベルカ連邦東部諸邦で民主主義を掲げた紛争が頻発(アメリカからの援助があったといわれている)。


1971年

ベルカ連邦、BMD(弾道ミサイル防衛計画)を始動。これにより防衛型レーザー兵器エクスキャリバーの開発を開始。


1975年

ベルカ沖合で不明機が領空侵犯するヴェーレ事件が発生、スクランブル発進したベルカ軍機がこれを撃墜。

ベルカは『ペンドラゴン計画』に着手、大量報復兵器や科学レーザ砲の開発が始まる。同計画にはアントン・カプチェンコが関与。

また上記に平行し、陸戦型戦闘機(後の戦術機)の開発がスタートされる。


1976年

ユークトバニア連邦共和国とカルガ共和国との間でチュメニ紛争勃発。ジミトル上空で連邦空軍第9師団とカルガ空軍北部方面隊が交戦、両軍航空隊壊滅。

上記の戦闘で後のベルカ戦争で活躍したシュバルツェ隊の隊長ドミニク・ズボフが頭角を現す。


1977年

ベルカ公国を盟主とする連邦時代。軍事支出の増大から、ベルカは東部諸邦に駐屯するベルカ軍を維持できなくなり、本国へ引き上げさせる。

ユークトバニアのロムヌイ共和国のへウム政権クーデターが発生し連邦空軍第9師団が多大な被害を出しつつ鎮圧。


1978年

2月8日

ベルカの経済が深刻な不況に陥る。連邦法が改正され、東部諸邦の一国が独立。Monsを首都にしているのでおそらくゲベート共和国。

5月12日

ウスティオ共和国独立。


1981年

8月29日

ベルカは外貨獲得のために東部諸国(独立2国とサピン、ファト)に領土を売却する。またオーシアに五大湖南北帯と北方諸島を、五大湖地下資源の優先採掘権と引き換えに割譲。さらに東部独立2国が民族分布に基づき分割される。

領土売却をもってしてもベルカの不況は解消できず、社会的な不安を背景に極右政党「ベルカ帝国主義党」(灰色の男達)が台頭していく。


1982年

ベルカ帝国主義党が単独過半数を占める与党となる。

結果、形式上とはいえ(名ばかりの)統治権(実権はあくまで極右政権にある)を皇太子(父親が極右政権の中枢である為)に奉還。ベルカ帝国の誕生である。


1984年

地球へ接近する小惑星「1994XF04」が発見され、後にユリシーズと命名される。オーシア諸国は小惑星対策のために世界各国に協力を要請。

5月10日

ベルカ帝国、エクスキャリバーを完成させる。


1985年

3月25日

ウスティオ共和国に膨大な天然資源発見の報を機に連邦法改正の無効を宣言したベルカが周辺国に対して宣戦布告。

ベルカ戦争の開幕である。

6月6日

ベルカ軍は7発の戦術核をバルトライヒ山麓に投下。(この世界で初の核被爆国となる)公式記録では死傷者は12000人を超える。

連合軍は大混乱に陥り、その隙を突いてスーデントールのベルカ軍が突破を図る。

電磁パルスの影響で電子機器が使用できぬ中、凄惨な消耗戦が幾度となく繰り返され、(ベルカを含め)各国で急速に厭戦ムードが漂い始める。(隕石の接近による世界全体の危機意識の向上も関係する)

6月20日

ルーメンで休戦条約が締結され、(第一次)ベルカ戦争が終結する。

7月22日

ベルカのトラストラスト(旧市街)にてブラッド・キッドはエレナという不思議な少女と出会う。

8月14日

ブラッド・キッドは連邦軍から除隊する。その時の最終階級は大尉。(昇進する前に自ら除隊した)

9月17日

「灰色の男達」の手によって「国境無き世界」が結成される。

リーダーにはアントン・カプチェンコが任命された。

そして休戦に伴い、その内に「国境なき世界」と「灰色の男達」を孕ませた多くの兵士達が母国へと帰還した。

10月2日

ベルカ国境付近にてヴァレンティーノはグリエルモと奇妙な子供を拾う。

11月21日

イタリアへと流れ着いたヴァレンティーノが犯罪組織オルマロッサを結成する。



1990年

この頃、隕石迎撃砲ストーンヘンジが完成する。


1991年

7月8日

小惑星ユリシーズがロシュ限界点を突破。最初の2週間で50万人が死亡。大陸全体のGDPにして18ヶ月分の被害を受ける。さらに隕石の破片が断続的に降り注ぐようになる。


1999年

十年の沈黙を破り、ベルカ帝国が中立国サンサルバシオンへ電撃的侵攻。猛烈な空爆とそれに続く3日間の地上戦の末に首都サンサルバシオンを制圧する。

同時にベルカはストーンヘンジを接収し、これを対空迎撃砲として運用する。

オーシア軍は特別に編成した航空部隊によってストーンヘンジ攻撃を行うも、ストーンヘンジ防衛のために編成されたエース集団「黄色中隊」によって全滅。

さらに東部の主要都市ロスカナスが陥落、オーシア連邦総司令部は大陸の放棄を決定し、ノースポイントへと本営を移す。

これによって大陸の過半はベルカの制圧下に置かれる。


2001年

オーシア軍はノースポイントで戦力の再編に取り掛かる。ベルカは無敵艦隊と言われるエイギル艦隊でのノースポイント侵攻準備を始めリグリー飛行場に爆撃機編隊を結集し、オーシアに止めを刺すべくノースポイントへ空爆を仕掛ける。

9月14日

一人のF−4乗りが初陣で侵攻する爆撃機を全て撃退する。

後に伝説となるエースパイロット、メビウス1である。

以降、オーシアは徐々に反抗に転じる。

12月31日

コモナ諸島のロケット発射基地で偵察衛星の打ち上げが行われる。

これを阻止せんとベルカ軍飛行隊が襲来、両軍合わせて航空機200機以上が参加する、歴史上最も大規模な航空戦が行われる。

航空戦は大多数の損害(実に4割以上の航空機を失うという事実上の全滅)を受けるも、メビウス1の活躍もあってオーシアの勝利に終わり、偵察衛星は無事打ち上げられる。

なお、この時救援に現れた黄色中隊と交戦になるも、メビウス1が黄色中隊所属機である黄色4を撃墜。この頃から、メビウス1はベルカ軍将兵に「リボン付き」と呼ばれるようになる。


2002年

1月30日

過度に疲弊したベルカとオーシア連邦各国は停戦協定を結ぶことで、疲弊した国力回復に傾注することとなった。

この時のベルカの狙いは新兵器(戦術機)開発及び配備の為の時間稼ぎだったのではないかと後の歴史学者は語るが、真相は今だ定かではない。

だが、ただでさえ経済が破綻しかけていたベルカにとって今の状況はけっして好ましいものではなかった。


2003年

8月10日

オーシア連邦の極秘秘密兵器をテロリスト集団が奪取する。が、それは前代未聞かつ空前絶後である世界規模での軍事クーデターの幕開けに過ぎなかった。

後にベルカ事変または環太平洋戦争と呼称される騒乱の始まりである。

8月11日

事件の首謀者であるアントン・カプチェンコの戦死、そして、とある学生達(外交問題に発展する恐れがある為、国籍は発表されず)の活躍により、未曾有の大混乱は最悪の事態(全ての国の軍隊の独立)を迎えることなく終止符を打つ事と相成った。

見方によっては、18年に渡るベルカ戦争の本当の終焉であった。


(公にはアントン・カプチェンコは戦死したと政府は発表しているが、当時戦闘に参加していた者の中には彼のベイルアウトを目撃した者が少なからず存在し、さらには死体が撃墜地点から遠く離れたベルカ国境付近に《しかもサイコドックスの遺体と共に》見つかったことから、彼は何者かに抹殺されたのではないかと関係者は推測する)



……こうして多くの謎を残したまま、全ての戦争は終結したのだった。






そして 2004年 4月



新たな物語は、桜咲き乱れる季節より開幕する。

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